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2017-07

グアテマラのモハードたち - 2011.10.17 Mon

グアテアマラに住んでいると、いろいろな状況を目のあたりにする。

昨日、友だちが旦那さんと一緒に家に来た。
明後日彼はアメリカへ行くのだという。
もちろん密入国…。
2回失敗していて、3度目の挑戦。

マヤの祈祷師さんへお願いへ行った帰りに会いに来てくれた。

うまくいけば20日ぐらいで着く。
近所の5歳の子が成功したと昨日村の人が言っていた。
ここにいても仕事がないから仕方ない。
もし行ったら4年は戻れない。

彼らはぽつぽつと話していた。

彼女は心配だから行って欲しくない・・・と言っていたけれど、
話し合って決めたようだ。


年間数千人アメリカからの違法労働者が戻されている。
アメリカからメキシコに抜ける途中、かなりの人数が行方不明になっている。
アメリカでも多くの移民が殺害されている。

いろいろなニュースがあるものの、
行くことに魅力を感じる人が多いのだろう・・・。

もう迷ってないの?
と聞くと、
ないとしっかり彼はうなずいていた。


国境の川をずぶぬれになって渡ることから、
モハード(ぬれる)と言われている密入国者。

無事に川を渡っても、炎天下の砂漠が待っている。


グアテマラでは現在失業率は発表されておらず、
労働人口570万人のうち60%は不完全雇用。


食べていくだけなら今のままでもいい。
でも家もないし、子どもたちの学校のこともある。
娘の頬をなでながら
そう話す彼女の笑顔があまりにも悲しそうで…。


持たないこと美しさが、
日本では見直されているという。

私たちは持ったことがあり、
今それは必要ないものだと言える。

けれど、持ったことのない人々は求める。
知らなければ求める理由もないが、
彼らは、それを目にする状況下におかれているのが、
また悲しい。


真っ青な空の下、トウモロコシとともに生きてきた彼ら。
大都会の喧騒の中で、何を思うのだろう…。


自分自身ジレンマに陥っているときに、
必ずそれ以上の現実を見せられる。
直視しなくてはいけないことの大きさに、気づく。

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